お正月マンガに『有閑倶楽部』

昨年は、新年最初のエンターテイメントとして、黒澤明監督の「生きる」を観ました。
我ながらどん底(気分からはい上がろうとしていること)を感じるセレクトだと思うのですが、バースデイソングの大合唱が流れる名シーンには本当に救われました。映画好きの方に"今年初の映画は「生きる」です"とお伝えすると、とてもウケが良かったのは未だ不思議ですが、嬉しかったです。
今年は、午前十時シリーズを新年最初の作品にしたいので映画は置いといて、マンガを読みました。
一条ゆかり先生の名作『有閑倶楽部』です!

有閑倶楽部 1 (りぼんマスコットコミックス)

有閑倶楽部 1 (りぼんマスコットコミックス)

たまたま実家の妹が人から借りていたものがズラリ並んでいたので、1巻から読みました。10巻からは覚えている物語だったので、りぼんに育てられていた当時の私の心にしっかり刻まれていたのだなあと感慨深く読み進めました。が、時間的にそのあたりで終了。全て読破できなかったことは無念ですが、世界中でのハプニングを堪能しました。
さすがだなあと改めて感じるのは、1巻から微塵もぶれないクオリティの高さ!魅力的なキャラクター設定!ちょうどこんな物語について考えていたかったのです!
これは仕事に生かせるはず!と思うのはきっと私だけですが、生かせるはず!と思うと10冊以上たっぷり時間を費やして読み込んでしまいました。
とってもおもしろかったです。