だけど、それはまだ 物語の途中…。

来年に向けてまだまだ準備段階のシープです。まだまだ撮影なんて遠い未来のことだから、という時期的なこともあって読んでいました。
北川悦吏子さんの「だけど、それはまだ 物語の途中…。」
初監督作品、映画「ハルフウェイ」のときの日記です。

愛媛での公開は全国より遅れて、ちょうど劇中と同じ春頃だったと思います。映画を観る前に情報収集をしないもので、岩井俊二さんのプロデュース作品であることも後に知りました。
特に何か大変なことは起きませんが、愛おしさがいっぱい詰まっている物語。
地方で映画を作ろうとしている我々には、本当に、心にしみるように、地方の魅力が、喜びが満ちていてる、美しい作品です。

北川悦吏子さんといえば、数々のヒットドラマを手かげた脚本家ですが、「ハルフウェイ」は、脚本が見えない、ドラマらしい世界が見えなかったため、とても驚きました。

その数々のご苦労と、闘病の様子が綴られています。
不思議と、フワフワとした浮遊感につつまれるのは、北川さんの持ち前の可愛らしさなのだろうと思います。

だけど、それはまだ物語の途中…。

だけど、それはまだ物語の途中…。